トンネルを抜けた景色
この土日は周りで練成会だの試合だのとたくさんのイベントがあったようです。いい事ですね。だんだん剣道が再開し始めているようです。わが団は何もありませんでしたが私の地区では中学校の総体の予選がありましたし、近県では練成会が行われ我が県からも何チームか参加したようです。
さぁ中学総体ですがH君としのぎを削った子たちが頑張っていました。
この子は強くなるな!中学校で伸びるなぁ~と思っていた子が案の定中学校になり一年生でレギュラーを勝ち取り団体で優勝していました。私の目も狂ってはいなかったようで安心しました。伸びる子って何となく分かりますよね。
何より中学へ行っても剣道をしているっていうのがなんだかうれしんですよね。私は剣道をしている子は無条件で好きですから。
H君が6年生の頃に強化稽古で一緒に稽古をした子たちが中学に上がって活躍している。私は関係ないですがなんだか感慨深いものがあります。このころから何人か「ん?コイツやばいな。まだまだ伸びるなぁ」と思う子がいましたが、順調に伸びているんだなぁ。頑張っているんだな。とその子にリスペクトの念が生まれます。
それはH君も同じです。中学でも続けてしっかり成長しています。みんな頑張って切磋琢磨してください。観戦するだけでもワクワクします。コロナの暗いトンネルから抜け出した景色はどうでしょうか?しっかり腐らずやった子は良い景色でしょう!この景色のためにやっていたんでしょ?君たちはコロナに勝ったんです。素晴らしい!!
さぁ、最近の娘はK道場では面を付けずタイヤ打ち・素振り・打ち込み棒での打ち込みをしています。しっかり足を動かして、竹刀を振って+考えて稽古してください。
なので面を付けて稽古するのは火曜日と水曜日の2回です。ここでしっかり実践感覚を掴まないといけませんのでしっかり教えていきます。この夏の時期が勝負です!
夏場はどうしてもだるいですよね。なのでどこの団も練習時間を短くしたり、面を付けなかったりしますが・・・娘とH弟は面を付けてガッツリやりましょう。
火曜日のメニューもしっかり固定出来て、課題にも取り組めています。暑さから気持ちが抜けることはありますが・・私がしっかり鼓舞し奮い立たせるようにしています。
さて、最近やっている試合稽古は、「考えさす」ことです。
まぁ、単純なんですが赤は「面しばり」白は「FREE」。次は赤は「小手しばり」白は「FREE」です。
もちろん真剣勝負です。負けたら地獄の掛かり稽古です。
そうすると赤は必死に考えるんですよね。バレている状況でどうやったら面や小手が打てるかな?白は白で判断が素早くなるんですよ。次この技、次はこれ!・・・そうしないと応じたり出頭が打てないんですよ。
でも、この状況で一本取れるということはタイミングや間合いが合っているということです。ここをモノにしてもらいます。
何度も何度も試合をさせて「一本になる状況」を掴んでもらいましょう。正直、これが「試合巧者」と言われる条件です。
頑張りましょう!
さぁ、剣道楽しみましょう。