点と点が線に！

剣友からうれしい報告が・・・。合同稽古の招待です。もう有難いですよね。早速参加させてもらいます。今月末と来月中旬にあるそうです。

違う団の子と剣を交えることはとても大切です。ましてや試合稽古となると手の内が分からない子が真剣に向かってきてくれる。娘やH弟にとっては経験値を積めます。

もちろん勝ちにこだわってください。レベル的には全勝してもらわないと困ります。

さぁ、最近は梅雨も明けて本格的な暑さがやってきました。昨日の稽古も立ってるだけで汗が出てきます。面を付けて初心者の元立ちをしましたが・・・がっつり稽古したような汗でした。スポ少の子供たちはほんとに頑張っています。

さて娘はK道場での稽古でした。なんとK道場は冷暖房完備です。道場に入るととても涼しいんですよね。K先生の信念です。「暑い場所で稽古したからといって上手にはならない。スタミナもつかない。それなら涼しい場所で気持ちよく稽古したほうがいい」

その通りなんですよね。昨日のスポ少の稽古は何となくみんなしんどそうな雰囲気を醸し出していました。気持ちが入っていない。水分補給の回数が増える。面を外す。稽古も身が入っていないんですよ。そらこの暑さ！そうなりますよね。

しかしK道場はいつも通りの稽古でした。気持ちの問題です。

エアコンの効いた道場で稽古となれば意義を唱える老害が多々いるそうですが・・・古いですよね考え方が・・・。どっちが効率的なのか一目瞭然です。

さぁ、今月末の合同稽古に向けてこれから稽古していきましょう。

やることは特に変わりありません。今までの事をしっかりこなし、練っていきます。

今更、技を教えたりするのではなく既存の技を磨いていきます。あとは面打ちの徹底ですね。最近は2人とも攻めて「我慢」が出来ていないようです。理由は簡単で上体が前のめりになっているので我慢できない。以前も言いましたね。前重心で前傾にならない。左足に力を入れておく！（いつでも打てる体勢）この状態をキープしておく。

そこからしっかり面を打って行く。

試合ともなれば、やはり負けたくないし、先に打ちたいので多少は前傾姿勢になりますが、そこを最小限に留めることで姿勢よく打てます。意識して稽古してもらいましょう。

そして最近はいままで何となく聞いていた指導と答えが一本の線に繋がりました！

「こう言っていたのは、こういうことだったのか！！」

今更ながらお恥ずかしい話ですが・・・

「剣先を下げなさい」

みなさんよく聞きませんか？大体の指導者が言っています。私も言ってますし、言われてきました。理由って正しく言えますか？剣先は相手の突きの位置に構えればよくないですか？なんで下げるんですか？下げたらどうなるんですか？

やっと「なるほど！そういうことか！」と納得できました。

私は「相手に圧を与える」と思っていましたが・・・どうやら違うようです。違うことはないんですがテストだと30点ぐらいですかね。正解は・・・

「早い面を打つ」

意外でしたね。

この理屈が分かれば教え方も変わってきますし、習得すれば早い面が打てます。構えた段階で「剣先を下げろ！」と注意してもあまり意味がなかったんですね。

さすがK先生！！やっと腑に落ちました。

早い面ってだんだん早くなっていくものだと思っていましたが、ちゃんと教え方があったんですね。確かに教わっていないと右手打ちの差し面みたいになりますよね。正しく真っすぐ早い面を打たせてあげたいですね。

さぁ、剣道楽しみましょう。