おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

先取は有利

もう7月も最終週ですね。7月の最終日が隣の市の合同稽古です。

ここを一つの区切りとしたいですね。結果が楽しみです。

8月は2つの練成会が予定されていますので試合感覚をしっかり身に付けてもらいます。もうここまで来ましたね。3年前から目指していた大会がもう目の前です。これだけやってきたので私自身悔いはありません。負けても納得がいきますし、自分が指導者として向いていなかったんだなぁと諦めが付きます。

とにかく10月までは出来る事をしっかり子供たちに提供していこうと思います。

 

さて、H父ちゃんも中学生のとき、死ぬ気で剣道した経験があります。3年間剣道にかけてきたそうです。そんなH父ちゃんが恩師に言われた衝撃的な言葉。

「奇跡をコントロールする」

 

かっこいいですね!!

 

詳しく聞くと

 

試合ではどこの相手が来ても勝てる状態にしておくのは当たり前!我々はその先を行く。試合では何が起こるか分からない。相手チームに奇跡が起こり、不可解な打ちが入る可能性もある。ほんの少しタイミングが入れ替わり、ポカ(初歩的なミス)が起こる事もある。そんな奇跡が起きても勝てるようにさらに上のステージまで神経を研ぎ澄ませて稽古する。

 

当時のH父ちゃんの中学は全中で敢闘賞(ベスト8)ですからね。

 

 

確かにその通りなんですよ!「奇跡」ってけっこう起こるんですよ!ましてや小学生低学年なんてこの「奇跡」を味方につけることも出来ます。「なんでこの子に負けた?」なんてよくありますよね。試合初め!で手元が上がったところを絶妙なタイミングで小手を打って行ったけど、たまたま(奇跡的に)鍔に当たったり、審判の見えない位置だったりで、打撃音が小さかったりと小手が不十分で相手の遅い面がモロに入ってしまう。結果的に相手の小手返し面や小手抜き面を演出してしまう。そこから取り返すことに必死で慌てた剣道になる。余裕がなく終始一本調子の剣道になる。相手は一本を取っているので余裕があり無理しなくなります。待ち剣ですね。そこにドンドン打って行くとすべて避けられます。調子が狂い時間切れでそのまま負けてしまう。結構目撃しますよ!

 

確かに大切です。

あり得ますよね。この状況。

まずは1本取られないことが大事ですが、そのまま子供に伝えると守備的な剣道になってしまったり、勝負を恐れるようになるので、取られた時の心の持ちようや取られた後の攻め方など攻略法を教えておいてもいいのかなと思いました。確かに小学生の試合は2分間と短いです。先に1本を取られたらもう不利ですよね。

待ち剣に対する対応策だけ教えておけば十分じゃないですか?とH父ちゃんに諭され落ち着きました。低学年の子に「奇跡をコントロールしろ」なんて酷ですよね。

 

先に取られて、焦ってバタバタして負ける「自爆」は避けたいですよね。

ここで「防御縛り」の試合稽古が多少役に立ってきます。防御の相手に一本取りに行くことが待ち剣対策に繋がります。要は「考えて剣道」です。考えるためには「落ち着く」ことが絶対条件です。取られても切り替えがしっかり出来る事。・・・まだ低学年には難しいですかね。

 

今週もしっかり稽古していきましょう。稽古内容としては技の正確性を高めていきます。数をこなすのと、しっかり頭で理解してもらいます。そして実際に手に取って細かく教えていきます。例えば面返し胴の面を応じる位置や面返し面の竹刀の返し方などその技の完成度を高めていきます。

また考えて剣道してもらうために「縛り試合稽古」を実施します。そして当り前ですが止まったところからの面打ちの徹底ですね。H弟はまだまだ不十分です。娘は攻めの中で左足が動いて打ちに行くことが見られるので修正していきます。

 

暑いですが頑張りましょう!努力は報われるとオリンピックのメダリストも言っています!

 

さぁ、剣道頑張りましょう。