インスパイア
真夏真っただ中ですね。ぜひ体育館に空調設備を検討してもらいたいです。文科省の方々ぜひ、ご検討ください。
なんだか最近オリンピックを見ていると選手とコーチ(監督)との絆に目頭が熱くなることがよくあります。もぅ歳なんですかねぇ涙腺がもろくなって困ります。
どのコーチも選手を絶対に優勝させることを目的とし、選手もコーチの指導を全うし、共に世界一になる。この関係性は素晴らしく強固なものです。
私が愛読しているブログにも熱い剣道指導者が何人もいます。まぁあ当たり前ですが全員に共通していることとして「本気」である。ということです。それこそすべてをかけているという点ですね。なので勝っても負けても涙が出るんですよね。「結果」ではなく「経過」の部分を一緒に共有しているからです。
H君がある大会で1回戦負けでした。試合が終わり、団の待機場所に戻って悔し泣きをしていました。それを見た低学年の子が少し笑ったんですよね。その親御さんも我が子に対して何も言わなかった。
私は何となく、Hのくやし涙を笑われた気がして思わず口を開いたことがありました。
「いいかい?まだ3年生の子には少し難しいけど涙をコントロールできないということはそれだけのことをしてきた証拠なの。それだけ努力してきた子を笑ってはいけません。」笑った子供たちというフィルターを使用し親御さんに伝えました。
なんかこの涙をスルーしてほしくなかったんですよね。
けどそれ以来私は情に厚い先生というキャラになりましたが、別に厚くはないんですよ。今の我がスポ少は試合に負けて泣くということはありません。泣くようなことをしていないからです。なので今のスポ少のこの状態を早く脱却したいんです。
試合に負けて泣くということはそれだけのことをしてきた証です。試合に賭けてきて、努力もして、優勝を目指しながら稽古してきた。だから泣けるんです。
今のわが団にないのは上記の2行です。
まぁ、私には関係ないことですが・・・。よく保護者さんから「今のわが団に足りないモノって何ですか?」と聞かれますが言い出せばキリがないですが「絶対に必要なのにないもの」そう、気持ちです。
最近読んでいるある高校女子剣道部の指導者のブログ。
指導者のありのままの気持ちを包み隠さず、そのままストレートに文章にしています。部員の子の剣道や心の成長、練習メニュー、また先生自身の気持ちや不安、悔し泣き、うれし泣き、剣道観についても出来立てホヤホヤでブログに載せています。
このブログを読むと、同じ剣道を教えている人間として、いかに自分が小さいか、ひよっこどころか、まだ卵の中に思えてきますが「この子達を強くする」というこの一点に関しては同じ感覚です。私には実績や行動力・指導力・人間性がありませんが、この気持ちはこの先生と同じです。
絶対に2人(H弟・娘)を強くして全国に連れていくという思いは揺るぎないものです。
この先生を見習ってもう一度ふんどしを締め直さないといけません。
体育の授業が終わり休み時間に体育館に残り、踏み込みの練習をしているというH弟。
寝ていると急に立ち上がり、寝ぼけて素振りをはじめる娘。
こんな純真無垢で真剣に剣道に向き合っている子、そら強くしてやらないとダメでしょう!!私にはその責任があります。そのためなら出来る事は何でもしてあげたいです。
最近読んでいるブログはその思いを再認識させられる内容でした。
時には厳しいことも言いますがこの2人は私の希望です。2人の目標が達成できるよう頑張りましょう。いや、まずは私が今まで以上に頑張ります!勝っても負けても共に泣ける関係性でいたいですね。
さぁ、剣道楽しみましょう。