終わりなき旅の歌詞の一行
最近さらに涙もろくなってきました・・・。年のせいですかね。
全国大会に行くことが決まり、通常なら中学生から携帯電話を持たす予定だったのですが、試合会場や宿舎では親が付いて行くことが出来ないので連絡を取る手段として3年早いですが携帯電話を持たすことにしました。娘からしたら念願の携帯電話!さらに特訓稽古を一緒にしているH弟やB君のお父さんたちから「竹刀袋」のプレゼント。
また、じいじとばあばからカッコいい防具をプレゼントしていただきました。
また、K先生からは京都で有名な武道の神様がいる神社のお守りを頂きました。
また、全国大会のチームメイトと仲良くなり、合同稽古終わりに楽しく遊んでいる娘。
学校やスポ少で表彰され、全国への決意を述べる娘。
私の後輩の子が「娘ちゃんのように剣道強くなりたい!」と言ってきたときの娘の嬉しそうな表情。
たくさんのモノを手に入れ、人間的にも剣士としても成長しています。
そんな娘が夜に自分のスマホでチームメイトの剣道の動画を見ながらボソッと
「剣道やっててよかった!」
一気に涙があふれてきて、慌ててその場を去りました。
そう!こういうことが起きるから娘も私も頑張るんですよ!この景色を見たいから頑張るんですよ!高い壁から見る景色は最高です。
モノで釣るのはあまりよくないですが、一つの動機付けです。結果、本当に聞きたかった言葉を聞けました。
しんどくてもキツくても頑張ればこうなるということが分かれば、自ずと剣道に対して考え方も変わってきます。いずれはモノではなく自分自身のために頑張れます。
最初はなんだかんだ剣道という道に誘導してしまったことを後悔しました。もっと自分のしたいことを選ばせてあげたかったなぁとも思いました。イヤイヤ期も申し訳ない思いと可哀そうな思いがあり、剣道でしんどくて泣いている時も、なんでこんな苦しい思いをさせないといけないのかと感じることもしばしばありました。
でもこの一言で本当に救われました。やってきてよかったんだなと少し自信にもなりましたね。何より娘が良く付いてきてくれました。
涙を拭いて、部屋に戻り娘に「これからも剣道する?」と聞くと、
「当り前やん!」
よし!じゃあ一緒に頑張ろう!
そして忘れてはいけないのがH弟。
君もこの景色を見るんだろ?強くなるんだろ?その思いが誰よりも強いのは知っています。覚悟が決まっているのも知っているよ。
そう、後は君と私次第ですよね。私は彼に嫌われてもいいので大会まではキツい先生になります。何としてでも彼を優勝させて娘と同じ景色を見せる。そして同じセリフを言わせる。あと8か月頑張ろう。今は高い壁に登っている最中。まだまだてっぺんは見えないが着実に少しずつ進んでいる。歩みを止めるな!
昨日も父ちゃんと地獄の掛かり稽古をやり遂げたね。すごいよ!気持ちは十分伝わってます。ただ気持ちだけじゃ優勝できない世界です。技術も必要です。私の問題ですね。
頑張ります。
昨日の稽古はみんなのやる気が垣間見れた稽古でした。久しぶりにみんなの元立ちを買って出てくれたH父ちゃん、ありがとうございました。
「確実に進歩してますね」と有難いお言葉を頂きました。
H弟はまだまだ小学3年生です。まだまだ何もわからないかわいい男の子です。何もそんなしんどい稽古をさせなくても・・・。と思いますが・・・。
今日の掛かり稽古でその思いが吹っ飛びました。君は出来る!やろうとしている子に情をかけてはいけない。高い壁から見える景色、「登ったとき気持ちいいもんな!」
さぁ、剣道楽しみましょう。