引き出す
「元立ちが引き出す」
具体的に目の当たりにしたんです!これが引き出すということか!本当に引き出ている!
もう感動でした。感動と言うよりなんて言ったらいいんでしょう?尊敬?こんなこと自分に出来るかな?と言う不安。衝撃!?
・・・・まぁ、とにかくすごかったです。さすがK先生と言ったところでしょうか。
娘もH弟も、B君もまるで別人でしたね。「こんな打ち出来るんや!」の連発でした。
元立ちがうまく引き出し、子ども達の持っている力を全て引き出す打ち込み。感服致しました。保護者達も「今日の打ち込みは見入ってしまった」「自分の子じゃないみたいでした」「うまくなってる?」と感動していた様子でした。
稽古後にK先生に元立ちとは・・・を教えて頂き、具体的な打たせ方やセオリーも教わりました。注意する点やどこを見るのか?など細かく教えて頂きました。
確かにK道場では子供たちの打ち込みの際に元立ちの大人もK先生に怒られます。
それぐらい元立ちに重きを置いているんですよね。
「張って構える」簡単なようで難しい。気持ちを最初の構えで子供と同じにして、そこから同時に高めていく。腰を落として子どもの倍足を動かし、振り返ったら気持ちが途切れない様に構えて張って待っておく。面体当たり引き面を2回して面打ちを入れる。
体当たりの際は子供の左手の位置まで自分の左手を下ろす。もちろん左手をしっかりしたまま。これが難しいんです。そして最後まで縁を切らず気持ちを繋ぐ。
こんな稽古が毎回できたら100%強くなりますよね。
3人の打ち込みをK先生一人で受けたのですが、4人とも汗びっしょり!時間にして20秒ぐらいですが本気ですればめちゃくちゃしんどいです。
さて、もう体育館が使えないので週3回だけK道場での稽古です。毎回この気持ちで稽古しましょう。
私の住んでいる地域限定かもしれませんが確実に剣道人口が減少傾向にあります。H弟の10月の大会の出場予定選手を書き出していたら・・・20人
その次の年は18人。その次が多くて21人・・・。
7.6年前は21団体から2名の選出で42名が出場していましたが最近は団体に該当選手がいなかったり、団自体が減ってきているためこういう結果となっているようです。
コロナの影響も少なからずあるようですね。
またそんな中「剣道をする」と言う子はほとんどが環境が整っているケースが多いです。
よく考えてください。小学1.2年生が「剣道したい」と言うにはそれなりの環境が無ければ思わないはずです。大体が親が経験者や剣道仲間がいるといったところでしょうか。
つまりは剣道人口が少ない中、それでも剣道をしている子は比較的高純度の子がその中でもたくさんいるということです。
私の住む地域は狭いですので、すぐ剣道情報が風の便りでやってきます。
「○○(有名な剣士)の子供ちゃん、剣道はじめたらしいよ」「○○さんと○○さんが今力入れてるらしいよ」「○○さんの子供、○○道場に入ったらしいよ」
などなど・・。
人数が少ないからラッキー!ではないんですよね。高純度の剣道環境の子がいるはずです。H弟は気を引き締めて稽古させないといけないと思いました。
とにかく2月はK道場でひたすら基本をしてください。そして3月は6日以降は稽古が再開できるはずです。以前言っていた通り足を動かしてもらいますよ。更には試合を意識した稽古も取り入れます。パターン稽古ですね。あと体当たりした瞬間に出す技も教えていきます。
少し詰め込み過ぎですが4月後半に試合があるのでレベルアップしておかないといけません。まして、結構な強豪チームも来る大会ですので胸を借りる気持ちでいくのではなく胸を張って勝負させたいです。しっかり自信を付けさせて挑みましょう。
もう2月が終わろうとしています。早いですね。内容の濃かった2月。忘れられない2月。・・・。
3月は剣道以外で内容の濃い、忘れられないであろう行事があります。それは・・・・・・・・・・。団長先生に指導の指揮を外れてもらう話し合いです。
日にちも決まっています。簡単に言うと勇退していただきます。
私がこのスポ少に入りはや7年目、時間はかかりましたがやっとその思いが形になります。こちらも詳細は書いていこうと思っています。
さぁ、剣道楽しみましょう。