救世主現る
この日曜日は練成会がありました。試合数は少なかったですが収穫の多い練成会となりました。
まずH弟ですが・・・早速言っていたことがやってきました!踵痛です。症状は1年前の娘ちゃんと全く同じです。踏み込めないし、踵の側面が痛い。
とにかく後半の試合は辞退し、ひたすらマッサージと安静を繰り返しながら過ごしてもらいました。試合内容は相変わらず面が遅いですが、まずは踵痛を鎮める事が優先ですね。かと言って、稽古をしないということではなくサポーター装着、稽古後のアイシング、入浴後のマッサージは必須です。これらを毎回実施しながら稽古は続けていきます。幸か不幸かこの時期に出た事、症状が深刻ではない事、から注意深く様子を見ながら対策していきます。
次にB君
言われたら出来る。自分から真っすぐ打ちにいけば強い相手にも面で勝っています。ただ気持ちが弱いのでたまにしか発動しない・・・。毎回攻めの気持ちを維持し続けることを目標に集中力を付けます。試合では3つ目まで狙う。を意識させます。
そして娘ちゃん
前回のようなひどい内容ではありませんでした。前回の反省をしっかり踏まえて修正しようとしながら試合出来ているのは伝わりました・・・がまだまだ。
そんな時救世主現る!
練成会に参加していた団の指導者の中に、まさかのHY先生(娘が目標にしているYちゃんのお父さんでK先生と同期のこちらも素晴らしい先生)全国大会のときから娘には事細かく指導してくれました。
HY先生が娘の剣道を見て早速アドバイス!すべて的を射ていて怖いくらいの指摘と解決方法の提示。本当に助かります。私にも色々とアドバイスしてくれました。指導方法、5年生女子とは、壁の乗り越え方乗り越えられる時期や目安など・・・。
本当に助かりました。
とても収穫が多い練成会となりました。さぁ、いったん持ち帰ってまとめて、しっかり伝えて、稽古に反映させて、実戦で出来るように反復させます。
まずは3人とも試合が多かったので打ちたい!と言う気持ちから、少し形が崩れているようなのでしっかりとした正しい打ちを再確認します。
どうしても腕だけで打って行く感じですね。怖いから腰が引ける・・・怖くても腰から行けるように反復です。丹田を意識して、おへそが相手に向かっていく面。
これが出来たら「我慢・溜め」の部分ですね。ものすごく端的に言うと「攻めて動くな」です。ここが難関ですがしっかり伝えて理解してもらいます。
その次に私が元に立ち合気を体験させます。
そして合気を作り出せる。ここが「誘う」という場面も作れますし、「虚」が生まれやすいし、右足始動の面が大活躍する瞬間です。
何だか道のりは長いですが、必ずモノにさせてみせます!