新技
最近は特段、変わった様子もなくひたすら稽古をしています。そろそろ中だるみになってくる時期なのでオヤジ連中でイベントを考えています。まぁ、いつものBBQですが・・・。趣味がBBQなので・・・。どこかで息抜きは必要です。剣道メンバーで剣道以外のことをする時間も大切です。それが絆を作り上げますしね。
さぁ、月末に大きな練成会があります。ここでは試合に関して私は「勝っても負けても何も言わない。怒らない。楽しく自由に試合をしてきなさい!」というスタンスで行きます。
それぞれの課題を確認しクリアできるように試合をしてきなさい。
出来ていた出来ていないのジャッジはしてあげます。私はニコニコキャンペーンを開催します。
とにかく今回の練成会で1つでいいから何か技術的なことを覚えて帰ってください。
B君なら右手打ちの面を全ての試合で修正してみよう。とかH弟なら構えたところから打って行けるよう、剣先がうかないようにしようなど。娘ならK先生の教えを守って全て試合をしよう。と言った感じで勝敗ではなく課題に取り組むという姿勢で挑んで欲しいですね。
練成会も多く、みんなの試合を多く見るのですが1つ気になることが・・・。
ここ打てば入るのに・・・。という箇所が多々あります。
その中でも技術云々関係なく、この場面見落としているなぁ~と思うところです。
それはつばぜり合いからの技です。
今は暫定ルールで鍔ぜりになって、一呼吸後から繰り出す技は有りという状況ですがみんな一呼吸が曖昧で結局、分かれてしまいます。それなら一呼吸で打てる引き技を教えると、分かれようとする相手に有効です。
それが鍔ぜりからの担ぎ引き面です。私の得意技でした。これ多分ですが面白いように入ります。
この技の出し方や出すときの注意点を教え、何度も練習すればきっと使えると確信しています。
丁度一年前の「鍔ぜりになった瞬間に出す技は有り」という時にも思ったのですが、なった瞬間に、この技は少し難しいんです。でも今回の「一呼吸」が曲者で、多分担ぐ時間がちょうど一呼吸に該当すると思いますし、他県の試合なんかでもバンバン入っています。
最近の稽古はしんどい稽古が続いてますので技の研究をする稽古も普段と違って新鮮味があるでしょう。
そんなに難しい技ではないので何度も反復し、自分のモノにしてもらい、技の引き出しに入れてもらいます。きっと試合で使える技です。
もう一つは、これはわたしが個人的に好きな技です。
「コテドウ」
打つには覚悟がいりますが、決まればカッコいい!というだけなんですが・・・。
初立ちに一本になりやすいですしね。奇襲にも似た技です。待ち剣には効果大です。
まぁ、これはいずれ出来れば構いませんが・・・。
以前同様に新技を覚えようとすると既存の面が疎かになる傾向にあるのでそこはしっかり注意しながら指導していきます。
今日は暑いので技練を楽しくしていきます。
もうすぐ地獄の7月が終わります。この一か月現在休みが3日間のみ。よくやっています。本当に尊敬です。
私自身、小学生、中学生、高校生の頃の成績は県ベスト4ばかりでした。ブロンズコレクターと冷やかされ、決勝の舞台に立ったのは数回程度でした。
勝てない2人がいました。この2人と私との差は明確で「本気度」です。
どうしても「本気」になり切れなかった。本当にこれが全てだと思います。
環境や性格などで逃げいていたんですね。本気で優勝を目指したことがないんです。稽古も本気でしていないし、すぐ休憩していました。休みの日に自主練しようなんて考えたこともありませんでした。剣道に真摯に向き合っていなかったんです。逆にその2人は私とは真逆で、本気で優勝を目指し稽古する。自主練もする。部活以外でも稽古に行く、剣道のビデオを見て学習していたんですよ。そら、勝てません。
今になって分かる事ですね。
なので、優勝(NO.1)を目指すならそれなりの覚悟がいります。それを今の段階で植え付けさせています。私が「本気じゃないと勝てない」を一番身を持って体験しているんです。なので、3人にはそういうことも伝えていこうと思います。
君たちの努力、きっと結ばれる様に全身全霊でサポートします。
さぁ、剣道楽しみましょう。