ボート
さぁ、9月ですね。あと1か月ですね。
私はあまりの緊張から気を紛らわそうと酵素ファスティングを始めました。確か去年のこの時期にもやっていたようです。
私自身も緊張するんですよね。眠れないくらいです。
まぁ、どうでもいいんですが・・・。
なんと9月の6日までH弟、B君は稽古できません。
そう、コロナ感染です。
ただでさえ時間が足りないというのに・・・。まぁ、仕方ないですね。その分、復活したらバリバリやってもらいます。
ということで、特訓稽古は久しぶりに娘と2人で実施しました。
まぁ、なかなか気持ちが入らないのは仕方ないですが面と面返し胴、担ぎ引き面の強化と確認を行いました。そんな事よりですね!この暑い中私も面を付けて稽古しましたが、切り返し2回でしんどいんですよ!私が小太りだからか?この暑さだからか?稽古不足だからか?しんどいんですよ。身体が動かないし、すぐ汗をかき疲れる。
この時に子ども達の頑張りやすごさを再確認しましたね。
この状況でよくやっているな!と。普段好き勝手にメニューを指示してやらせてますが、やっている本人はこんなにもしんどいんだなと。
改めてリスペクトですね。だからこそ勝たしてやりたい!そんな気持ちになりました。
休むとやっている子に追い抜かれます。さらには差を広げられます。休んだ子は再開時にしっかり気持を入れて稽古しないといけません。いわゆる「出し切る」稽古です。
9月はほとんど試合練習に費やします。ここで今までやってきた事を盛り込めるかどうかです。試合を意識しての稽古が重要になってきます。
なんだかボートに似てるんですよ。
子ども達はボートに乗ってオールを必死にこいでいるんです。どれだけ進んだか?目的地は?後ろに進むという感覚が不安をあおります。それでも漕ぐしかないんですよ。漕がないと止まると分かっているから。不安で不安でたまらないと思うんですよね。
でも向かいに指導者が座ってくれていたら。どれだけ心強いか。
進んだ距離や目的地を明確に教えてくれる。何より安心感です。
大丈夫、進んでいるよ。と言ってくれるだけで子ども達はまた、オールが漕げるんですよ。
そして後ろを振り返ったときに自分が進んだ距離を初めて知る。
ちゃんと進んでいたんだ!オールをひたすら漕いできてよかった。目的地までもうちょっとだ。よし頑張ろう!となるんですよ。
だからこそ、だからこそですよ!
指導者には重大な責任があると私は思います。進路確認に、進むスピード、目的地設定、リスク回避、天候、予防対策、全てに目を光らせなければなりません。
だからかなぁ~。経験者で自分の子供がしているからと言って指導者登録もせずポッと稽古に顔を出して、指導を始める人に温度差を感じるんですよね。
その時の指導も大切です。助言もありがたいですが、私の理念の中に「育てていく」という認識なのでちょっと来て、ちょっとアドバイスしてさようなら~は、責任なさすぎで無責任な感じです。まぁ、私が偏っているだけかもしれませんね。
とにかくこの9月は試合稽古をしっかりしていきます。23日までは追い込みますよ。しんどい稽古が続きますが必死にオールを漕いでください。大丈夫、進んでます。
さぁ、剣道楽しみましょう。