おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

B君

さぁ、B君の小学生期の集大成「6年生卒業記念大会」がもう一週間を切りました。

やれるだけのことをして、本番を迎えましょう!

 

この大会が終わっても、3月の卒団式まで数回試合はありますが、当初この大会を集大成にしようとB父ちゃんとも言っていました。

2年生から剣道を始めて4年生までダメダメだったB君。私自身もあまり関わっていなかった子です。親に言われて剣道をしているので自主性がなく、稽古も休みがち、しんどいことはしたくない子でしたが、5年生になったばかりの4月に私のところに来て「剣道教えてください」と言ってきた。内心「急にどうした!?B君を指導するのは自信がない。何からしたらいいのか?時間が足りない」とネガティブな思いしかなかった。

覚悟の度合いを確認したく課題を課せた(家で素振り1日500×5セット・面付けを20秒以内で出来るように練習)このセットを2週間毎日やる。

そこで覚悟を見ようとした。

もちろん達成。

手のマメや素振りを見ればわかる。

B君は何か変わろうとしているのは十分に分かったので火曜稽古でもしっかり指導していき、私自身もK先生からアドバイスをもらいながらとにかくB君を最終学年までに取得できる2級を取得することを目標にやっていこうとなった。

ただ、私の指導不足でまず、何をしたらいいか、癖を治すのにはどうしたらいいか?一からやり直すのか?全く糸口が見つからず、K先生に頭を下げK道場に入門させていただいた。彼は5年生の1年間は我武者羅に剣道に打ち込んだ。そして4月から9か月後の12月の昇級審査で7級から3級に昇級した。誰もが驚いた4級飛ばし。

5年生で3級という事は6年生で2級は確実に取得できるという事だ。

剣道も気持ちも大幅に変わっていき、B君は次なる野望を口にするようになる。

「試合に勝ちたい」

今まではひたすら、正しい剣道を反復させる稽古ばかりをやってきた。今度は「試合に勝つ」というさらに難しい課題である。でも、彼の今のやる気なら出来るかも・・・。

という勘が働き、出来るところまでやってみようということになった。

それからの彼はただただ我武者羅に稽古をした。あの剣道嫌いの子が毎日休まず週5回の稽古を続けた。しんどいことが大嫌いな彼が打ち込みで黙々と打ってくる。

6年生の夏の練成会である程度出来上がっていると判断し、父ちゃんと本人に目標を発表した。「10月の大会でベスト8入賞し、市の強化選手になる。そして6年生卒業記念大会でメダルを獲る」

目標が決まってからの彼はすさまじかった。そしてとうとう1つ目の目標を達成する。

4年生まで試合は1回戦負けだった子が1年と半年で市の6番になった。

そして、今、最後の目標に挑もうとしています。

 

正直私は、彼がやってきた2年間が、もうすでに素晴らしく、試合結果はどうでもいいと思うんですが、ここまできたら結果にこだわります。ちゃんと剣道でメダルというご褒美をもらえるように最後までやっていきましょう。

やってきた事を信じてすべてをぶつけましょう。B君、やってやれ!

 

それと同時に彼の卒団も近づいているわけで・・・。でもそんなに悲しくありません。

彼は引き続き中学になっても火曜稽古に来るし、K道場にも来ますのでほぼほぼ週5回は彼と剣道が出来ます。

 

小学生時代の剣道がもうすぐ終わります。悔いのないように大会のギリギリまでしっかり稽古し思う残す事のないように竹刀を振りましょう。

 

 

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。