娘の分岐点
最近の娘。K先生に見抜かれる。
とある稽古で、いつものメニューをこなす娘。
私も横で見ながら「・・・なんか抜けているなぁ~」と思いながらも自分の稽古に没頭していたらK先生が娘に「何しに来たの?」
娘もK先生に言われると萎縮してしまい「・・・・」
沈黙が続く。
さらにK先生が「あなたの目的は何なの?」
ここで娘が咄嗟に「剣道で強くなる!」
そんな娘に「それで強くなるの?」
沈黙が続き・・・
K先生が「自分が抜いているの分かるよね。こなしてるだけなのも分かるよね。それで強くなるの?逆に抜いて、ただやっているだけで強くなるの?ずっと言っているのにまだ分からない?気持ち入っている?声出てる?毎回100%でやってる?
分かりやすく言うと最初から喉が枯れるまで、ぶっ倒れるまでやれ!ってこと。
でもしない。このくらいでいいか・・・。最後だけやればいいか・・・。ばっかりなんだよ。だから今まで通りなんだよ!変らないんだよ!強くならないんだよ!
まだ心のどこかで、稽古してたら強くなるだろう・・・って思っているだろ?違うよ。あなたが本気でやる気にならないと強くはならないよ。稽古に対する気持ちを変えないと何も変わらないよ。今の実力のまま6年生になるよ。そうすると同学年の男の子には負けるよ。勝てなくなるよ。いいの?」
カコイチのお説教です。
今の娘には刺さりまくりの言葉。
その日の帰り道に私も少しプチお説教しました。娘にはキツかったと思いますが小学生時代の、娘の剣道人生の「ここを分岐点にしよう!」と思ったからです。
これからの稽古毎回「のどが枯れるまで、ぶっ倒れるまでしなさい。そうじゃないと、もうK道場辞めなさい。強くなることを諦めなさい。スポ少で楽しく剣道しなさい」
と伝えました。
それからの娘はまだ2週間ですが、毎回必死にやっています。
今回のこの日を分岐点にしたいと思います。進化するために大事なことです。
強くなりたいというくせに、稽古で手を抜く。
そんな甘えを見過ごさず、的確に注意してくれるK先生に感謝です。
K先生に付いて行きましょう!
さぁ、剣道楽しみましょう。