チェック
最近の楽しみは娘が稽古から帰ってくる度に面タオルの濡れ具合を確認することです。びっしょりに濡れていたら「頑張ったんだなぁ~」と噛み締めています。
娘も我が物顔で面タオルを渡してきます。
たまに、濡れ具合が悪いと「どうした?」ってなり、娘に質問攻めします。
「K先生いた?」「どんな稽古メニューだった?」「今日の人数は何人?」
ってな具合です。けど、ほとんどがびっしょり面タオル。
最近はB君の面タオルもチェックしています。稽古終わりに迎えに行った時にタオルチェックが行われていますが、ほとんどびっしょり。そらそうですよね。
K道場で汗をかかないなんてありえません。
・・・・・ただ・・・・
H弟はスポ少で稽古をしていますので、昨日面タオルをチェックすると、「え?今日使った?」って言うレベルですね。湿ってもないし、むしろ乾いている。
汗かいてないじゃん。あの汗っかきのH弟が汗かかない稽古ってなに?
きっと、追い込まれてないんでしょうし、緊張感もないんでしょうね。
この時期に汗びっしょりの面タオルは合格です。
さぁ、H弟は火曜の特訓稽古でしっかり汗をかいてもらいますよ。
そんなこんなで、3月はみんなに同じ課題を頑張ってもらいます。
・打つぞキープ!を作って攻めていく。
ほとんどの小学生が攻めて打つ瞬間に作って、打っているんですよね。ここが勝機だと考え、私は攻めて作るのではなく、「作って攻める」を実践しています。
この時に注意する点がいくつかあり、打つぞ!という気持ちと体勢を同時に作らないといけません。どちらか片一方だけでは打てません。
もう一つは剣先です。下げるんですが右手で押して竹刀を下げるのではなく、小指と薬指を握って下げます。
最後に腰の位置です。打つぞキープの状態の時は腰が前に来るようにします。上体ではなく腰です。
ここまで出来たら相面は負けないと思っています。
これを徹底してひたすら稽古していきます。稽古メニューも面打ちのみです。
この状態で打って行くことを反復さす。で練習試合で試してみてどうなるか・・・。
ちなみにK先生が「特訓稽古でどんなことを教えてるの?」と聞いてきてくれたので面打ちにのみをやっている事や意図や注意点など細かく伝えると「じゃあこれもやってみたら。」とアドバイスをくれました。
いや~やることが沢山ありますね!!でも大丈夫!この子達はできます。やらせてみせます!
何だか最近稽古(特訓稽古)が楽しくなってきました。理由としては3人ともある程度出来るようになってきているんです。今まではH弟が少し遅れており、どこかで娘とB君、そしてH弟と分けて見ていたのが、数か月前から同じステージになってきて、同じレベルで見れる為、思いっきり指導できるし、「これぐらいやってもらわないと困る」というハードルが統一しやすくなりました。
もうみんな高学年になります。私から言わせたらまだまだです。
少し高望みかもですが、絶対できます。
高学年はこのぐらいできたら・・・。という言葉に惑わされてはいけません。子ども達は無限大です。とことん伸びますし、とことん吸収します。
大人たちが限界を決めたらダメです。
私には、かっこよくて尊敬できる素敵な3人に見えます。そのまま羽ばたいて欲しいですね。
もうB君の小学生時代最後の大会が一週間後切りました。
中学を見据えて37の竹刀を振りだしています。2年間ではありますが必死に努力をしてきたB君に良い結果が付いてきますように。
もう数回の稽古しかありませんが付き合っていこうと思います。
さぁ、剣道楽しみましょう。