自立
5月が終わります。娘はどうなのか?くすぶっている感じはりますが何とかもがいていると言ったところでしょうか?
そういった意味でも5月は良い経験が出来ました。たくさん試合をしいい刺激があったようです。県外の女子県チャンピオンに勝てた事や今までライバルだった子が大きな大会の個人戦で優勝したり、強い子にあっさり2本負けしたり、年下の女子に負けたり・・・といろいろな体験が出来ました。
これを生かすも殺すも自分次第です。この先の稽古に繋げていけるかどうか。
三位一体
これはわたしが、子どもが強くなる条件に挙げたことです。
子どもと指導者、保護者が同じベクトルで同じ方向に向いているところは強くなる。という事なんですが・・・。細かく言うと指導者のレベルや、子どものやる気の本気度などなどありますが、大前提としてこの「三位一体」がまず無いことには話にならないという事です。
最近特訓稽古に来ている子の親御さんが只今絶賛夫婦喧嘩中!
子どもの剣道の試合内容や稽古態度、また普段の生活態度、剣道に取り組む姿勢などを注意し攻め立てる父ちゃん。
子煩悩で息子大好き。剣道が強くなって欲しいと願う母ちゃんが父ちゃんに異議申し立て。「そこまで言うことないじゃん。この子だって頑張ってるよ」
もちろん父ちゃんも自分の子に強く泣て欲しい。応援もしている。けどその態度では応援できない!と憤る父ちゃんが「お前が甘やかしてるから、コイツは成長しないんだ」
ってな具合です。
多分これ読んでる人はその家庭の事を知らないので何とも言えませんが・・・。
結果からいうと父ちゃん大正解です。その通りなんです。
ここの母ちゃんは過保護なんです。甘やかすし、過剰なサポートをします。もちろん母ちゃんは良かれと思ってサポートしているんですが・・・。
ココロの成長、考える事がなくなってしまうんですよね。そうなると普段の稽古をこなすだけになる。一方で普段の稽古で考えて稽古する子。
成長速度が言わずもがなです。
我が子を強くしたい思いは一緒。その思いでサポートしている両親なんですが・・・。
うちと似てます。こういう時は突き放してください。もうこれが一番!
自分で考えることが出来れば強くなります。探求心、研究心、好奇心など考える力がつきます。そして実践力、行動力に繋がります。
この技どうやって打つのかな?で打ってみる。出来ない場合は稽古で何度も打ってみる。そうすることでポイントやコツを掴む。そして、地稽古で試してみる。
これは自分で考えた結果、有効打突になる技を習得出来たんです。
考えるって大事です。これは心の成長が必須です。難しい言葉でいうと「自立」です。
まぁ、絶賛夫婦喧嘩中の2人は私ども夫婦とも仲良しなのでまた、ご飯でも行ってゆっくり話しましょう。
さぁ、剣道楽しみましょう。