来るだけで合格

昨日は恒例の2家族で秘密特訓の日でした。H君兄弟と父ちゃんも参戦です。

暑い時期なので短期集中で稽古しました。最初の30分は素振りと足さばきをしました。

やり方はまず正しく振る事の意味を説く。正しい振り方を実演を踏まえて教える。

実際に振ってみて修正を施す。です。

なんで正しく振らないといけないか？どこをどう動かせばいいのか？頭で理解して振ると変わってきます。足さばきも同様に説明から入ります。

なので30分のうち半分ぐらいが私の説明なので黙々と振る。ひたすら足を動かす。ではありません。

休憩して20分面付けての稽古です。

まずは基本打ちの徹底です。大きく面打ちと小手面打ち、切り返しをひたすらします。

注意点を明確にして実施します。

例えば切り返しなら左手の位置や右足始動、左足の引付け、元立ちは間合いの確認。みたいに注意点をいくつか出し、クリアしていく感じで打たしています。

休憩（10分面外さず）

次の20分は各自の課題に取り組んでいきます。

H君・・・課題：左足に力を入れる。→私と相面地獄です。

弟君・・・課題：打った後の残心。→父ちゃんと試合を想定した面打ちです。

娘・・・課題：面返し胴の強化。→私とひたすら面返し胴です。

休憩（10分面外す）

のこり20分で地稽古2分×5回と立ち合い稽古（子供同士）計3試合です。

トータル１時間30分ぐらいでしょうか？休憩をはさみ、良い内容の稽古になりました。

課題がクリアできても、次の課題が出てきたり、スタミナや知識の幅を広げたりとやらないといけないことが山積みです。ですが、なんだか楽しい。子供たちも楽しくやっている感じです。やる気のある子を教えるのは責任もありますが、何より楽しいです。

本当に上手に強くなってほしいですね。この3人には「大丈夫、絶対上手になる！」と洗脳しています。この猛暑に稽古日じゃない、温度35℃湿度65％の体育館に来ること自体が素晴らしことです。

今のスポ少の練習は、ただこなすだけの練習です。流れ作業といいますか・・・なので以前に書いたように課題をクリア出来た喜びなどは存在しません。

教育という側面から見ればよくありません。

秘密特訓も毎週火曜日が徐々に定着してきました。続けていけば必ず上達すると思います。私も鍵を借りに行くことや、体育館使用許可書や体育館を借りるための月一の会などもめんどくさがらず続けようと思います。

さぁ、剣道楽しみましょう。